こんばんは!ケニーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
この記事の目次
いきなり本題ッ!
今日はブログ投稿1000本ノックの288本目。
毎月1回「リベラルアーツ大学 両学長」が配信されている、投資関連のニュースをご紹介します!
日本株の投資トピックス
①株価指数の推移
4月28日時点の株価はこんな感じ。
- REIT指数:1,976pt(前月比:▲5.06%)
- TOPIX:1,900pt(前月比:▲6.43%)
- 日経平均株価:26,848円(前月比:▲8.37%)
- マザーズ指数:694pt(前月比:▲28.91%)
年初来の値動きを見ると、全部マイナス。
※画像は動画より引用
なんか、しばらくこんなのが続いていますねw
日本の株式市場は今どんな状況なのか?
日経平均株価は、
- 3月8日に24,000円台に暴落…
- その後は28,000円近くまで戻す
- 4月で26,000円台に再突入…
- 5月6日は27,000円台に乗って終了。。
とまぁ、コロナショック→戦争騒ぎ→円安により、ジェットコースターみたいな相場が続いております。。
ちなみに日本の上場企業は、2021年4〜12月に純利益で過去最高を叩き出しています。
小売や外食業の約7割で、2023年2月期の純利益がコロナ前を上回る見通しもあるようです。
そんな中の現状の株価は、割安なのか?割高なのか?
両学長曰く、
バーゲンセールと言うほど割安ではないが、割高ではない
というくらいの水準とのこと。
円安も絶賛進行中ですので、日本の高配当株も狙い目の会社は買い増しもアリかもですね。
②その他指数の推移
景気動向指数(先行指数)
景気先行指数とは、内閣府が発表する景気動向指数の一部です。
景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動の動きや、重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合した経済指標です。
数値の上昇は、景気向上と判断され円が買われやすくなります。
※Yahooファイナンスより引用
2月の数値は100となりました。
※画像は動画より引用
なお、景気動向指数をみる上で大切なのは、
- この数ヶ月プラストレンド?マイナストレンド?
- プラス幅またはマイナス幅はどれくらいか
の2つです。
ちなみにここ1年の推移を見てみると、コロナショックから企業の業績が超回復するピークは、完全に過ぎているようですね。
こういった状況で、配当利回りが高い”だけ“の会社の株は危険。
なぜなら経済状況が悪いと、会社の業績は付いてきづらくなり、減配・株価下落のリスクが付きまとうからです…!
消費者物価指数
次に2022年4月22日発表の消費者物価指数。
※画像は動画より引用
こちらは、前年同月比プラス0.8%。
- 携帯料金プランの値下げ影響を除くと、すでに2%超え
- 長年デフレに苦しんだ日本は、インフレを止めることは考えづらい
- 今後も生活費は、ジワジワと上がり続ける前提で考えておいたほうが良さそう
- 給料も一緒に上がらないと、生活はどんどん苦しくなってしまう…
という解説でした。
ちなみに僕が勤めている会社では、2022年9月に給与のベースアップ(全員一律1万円)が予定されています。
こういった日本の状況を(恐らく…)察して、対応しようとしている社長には頭が下がります。。
失業率(遅行指数)と 求人数(先行指数)
最後に、雇用関係(失業率・求人数)の指標です。
- 完全失業率は、2.6%(前回:2.7%)
- 有効求人倍率は、1.22倍(前回:1.21倍)
なお、完全失業率が2.2%まで戻れば、ほぼ「完全雇用(=ゴール)」とのこと。
雇用環境は若干良くなっており、悪くない水準ですが、やや停滞している感もありそうです。
③2022年4月のトピックス
20年ぶりの円安&金融緩和継続
一時、1ドル131円まで進んだ円安。
なぜここまでになったのかと言うと、日米の金利差が挙げられます。
- 日本の長期金利は約0.25%と低い
- アメリカの長期金利は約3.00%と高い
こうなると、金利が高く利息がたくさん付くアメリカ ドルを持っている方が、お得なんじゃあないか…?
という人が増えまくって、円売り・ドル買いの動きが加速しているから、円安・ドル高になっていくんですね〜。
それぞれメリット・デメリットはありそうですが、僕自身は外貨建て(ドル建て)の養老保険を1つ解約することができました!
この意思決定が今後どうなるかは分かりませんが、最善を尽くせたんじゃあないか?と納得しております♪
金融所得増税は断念か?
以前の記事でも紹介した「金融所得課税の早期引き上げ」ですが。。
最近それをキッパリと否定した発言があったようです。
また「自社株買いの規制」についても、撤回されたようです。
これらは岸田ショックを引き起こした一因だったのですが、
誰かの操り人形と化しているんじゃあないか…?
と思うくらいに、コロコロ発言を変えているようで。。
今後も操り人形さんの発言には要注意ですねw
外国株の投資トピックス
①株価指数の推移
G7主要先進7カ国の主な株価指数の年初来は、以下の通りでした。
※画像は動画より引用
- FTSE100(イギリス):+0.52%
- S&P TSX(カナダ):▲2.23%
- TOPIX(日本):▲6.43%
- CAC40種(フランス):▲9.47%
- DAX30(ドイツ):▲12.00%
- FTSE MIB(イタリア):▲12.54%
- S&P500(アメリカ):▲13.86%
ざっくり現状を挙げると、
- アメリカの下げが目立つ
- 3月の米国市場の戻し(+5.21%)は一時的なものだった
- NASDAQ(ナスダック)は、単月でリーマンショックを上回る▲17.7%
- NASDAQ(ナスダック)は、年初来だと▲22.09%
- 下落は、政府の政策影響(利上げなど)が主な理由
ということで、アメリカが結構ボロボロな成績になっているようです。。
②ゴールド・債券ファンド等の値動き
ゴールド
ゴールドは年初来+5.10%と好調が続いております。
ゴールド系ETFのSPDRの値動きはこちら。
※画像は動画より引用
ゴールドへ投資していた方は、株式の下げ分をカバーできそう。
しかし、富裕層クラスの資産がないと、分散投資しすぎるのは効果が薄まるので、個人的にはゴールドへ投資する旨味は感じません。
債券
債権は、投資額に対して2%〜5%ほどのインカム利息が欲しければ、米国債券が有望な投資候補になります。
というわけで、米国の債券ファンドを3つチェックしていきます。
- AGG ローリスクローリターンな債券、格付け高く利回り低い
- LQD ミドルリスクミドルリターンな債券、格付け普通で利回りも普通
- HYG ハイリスクハイリターンな債券、格付け低く利回りが高い
AGG
米国総合債券に投資する「AGG」というファンドのチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
年初来:▲9.21%、分配金利回り:1.87%ほどで、投資対象の約7割は格付けがAAA(トリプルA)の債権です。
債券価格は、金利が上昇すると下がる、シーソーのような関係性があります。
今は債権に手を出すタイミングでは決してないッ!ですね。。
LQD
米国優良社債に投資する「LQD」というファンドのチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
年初来:▲14.12%、分配金利回り:2.62%ほどで、投資対象の約8割は格付けが、BBB(トリプルB)〜 Aの債券です。
ギャンブル性の低い「投資適格」な債券であるものの、「AGG」 よりは安全性が低いです。
こちらも金利の上昇が見込まれるフェーズでは、積極的には買いにくいです。
HYG
最後の「HYG」のチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
「HYG」はハイリスクな債券ファンドです。
年初来:▲9.70%、分配金利回り:4.43%ほどで、投資対象のほぼすべてが格付けCCC(トリプルC)〜 BB(ダブルB)の債券です。
ギャンブル性が高く投資不適格と呼ばれる債券で、
- ジャンク債
- ゴミ債権
- ハイイールド債
という呼ばれ方をします。
リスクが高い分、長期的なトータルリターンは大きい傾向にあります。
3つとも年初来でマイナスリターンです。
債権はリスク資産の中でも、無リスク資産に近いはずなのにこの成績。。
しかし、金利が上がりきったフェーズにおいては、
- 保有しているだけで、高い利回りでインカムゲイン(利息)が得られる
- 金利が上がらなければ、価格の下落余地が小さくなる
- 利下げフェーズに入ると、むしろ価格が上昇していく
ということで、投資チャンスになる可能性も秘めています…。
③インカム系ETFの値動き
キャピタルゲイン(売却益)も、インカムゲイン(分配金・配当益)も両方狙える、ポテンシャルのあるファンド等です。
- HDV:iShares Core High Dividend ETF
- VYM:Vanguard High Dividend Yield ETF
- SPYD:SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
上記ETFの直近1年のチャートはこの通りです。
※画像は動画より引用
分配金を無視して価格だけ見ると
- HDV +2.24%
- SPYD +0.73%
- VYM ▲4.54%
という順位になりました。
現在の分配金利回りは、
- SPYD:約3.6%(過去平均 約4.1%)
- VYM:約2.8%(過去平均 約3.1%)
- HDV:約3.2%(過去平均 約3.4%)
という感じです。
- 低すぎる!っていうほどではないが、特に旨味を感じる水準ではない…
- 「円安」と「日本株の割安さ」を考えると、日本の高配当株の方が魅力的
というのが両学長の見立てのようです。
ちなみに、僕自身は米国ETFを定期的に買い続けているのですが、今現在はこんな感じの数字でした。
円安と配当でそれなりに増え続けているみたいですので、微々たる金額ですが、このまま持ち続けようと思います。
④2022年4月のトピックス(ウクライナ情勢)
米国利上げ観測
アメリカの利上げは、想定以上に早いペースで進む可能性があるようです。
アメリカのインフレ率は8.5%ということで、お金を刷りすぎた後始末として、
- 利上げ(金利を上げること)
- QT(中央銀行が市場のお金を回収すること)
を進めていかざるを得ない。
ただし、急激にやりすぎると株式市場がクラッシュする可能性もある。
…ということで、引き続き予断を許さない状況が続きますね。。
GAFAMの成長に陰り
一世を風靡してきた「GAFAM」ですが、その成長に陰りが…。
※画像は動画より引用
Meta=Facebook、アルファベット=Googleですが、こんな感じで5社全てが、
年初来で「暴落」って言っていいレベルの下げです。
その要因は、急激な金利上昇。
- この金利上昇もペースが早まるか、このペースで行くのか?
- 金利が上がりきった後に、円安は円高に振れるのか?変わらないのか?
など、市場の状況によって、振り回されるポートフォリオではなく、
自分のリスク許容度にあった、ガチホし続けられるポートフォリオを形成したいものです…!
まとめ
2021年は米国株一強でしたが、2022年はガラッと変わり、
- 米国以外の先進国株
- バリュー株
- コモディティ資産
などが相対的に強くなっています。
個人的には、
- 保険の解約返戻金
- 副業の収入
- 本業のボーナス
などは、キャッシュのまま生活防衛資金に組み込む意思決定をするつもりです。
チャンスがあれば、キャッシュから投資をできるように、バッファ作りに勤しみます…!
そして、この激動の世の中をゲーム感覚で楽しみながら、うまいこと波乗りし続けていきたいと思います〜♪
人生というRPG…!
マネーリテラシー高めて経験値を貯めて、
「お金にまつわる5つの力」のレベルを上げて、
共に成長して楽しんでいきましょ~♪
それでは、今後も自由(FIRE)への道を歩んでいきます!
ヒーリングッバ〜イ((´^ω^))
両学長の書籍
両学長は、僕と同い年の方なのですが、親近感のある喋り方と、実践に基づくお金の教養力があり、とても尊敬しております!
書籍「お金の大学」は、両学長の各種動画と同じくらい、とてもわかり易くお金の教養が網羅されています。
FIREを目指されている方は必読の1冊!ぜひご覧ください♪
編集後記:あとがき…
コロナウイルスにかかって、早10日…。
今日、久しぶりに外出して感じたことがあります…!
それは…。
外の空気って気持ちえぇ…!
いやービックリしました。。
家の近所は高層マンションが立ち並んでおり、お世辞にも空気がキレイとは言えない環境です。。
そんな中でも、外の空気を吸った瞬間に、感動しました。。
僕は、家に引きこもってるのが好きだと思っていたのですが、価値観がガラッと変わってしまいました…^^;
10日間も家に引きこもると、五感が塞ぎ込んでいた感じになっていたんだと思います。
今は無性に自然に触れたいッ!
…という訳で、明日はキャンプに行ってきます(笑)
明日で妻と娘がコロナ謹慎が明けて、家族全員自由の身w
この10日間が僕にもたらしてくれたことは、
ホント、コロナ対策って茶番だなぁ〜
という再確認と、
外に出れるのって素晴らしい!
と自分の価値観が180度変わる、改めて自分のホントの気持ちを感じ取れました〜♪