こんばんは!ケニーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
この記事の目次
まずは結論…!
老後資金は計算できませんッ!
この記事では、
- なぜ計算できないのか?
- どう備えれば良いのか?
について、解説させていただきます!
ここから本題ッ!
今日はブログ投稿1000本ノックの245本目。
いつもおなじみ両学長の動画から、昨日に続き「老後」の話題。
一般的な老後対策 3ステップ
- 老後資金がいくら必要か計算
- 必要額を現役のうちに用意
- 後はそれを取り崩して生活する
しかし、1.の「老後資金がいくら必要」ってどうやって金額を計算するのでしょうか…?
この点は、昨日の記事にも書かせていただきました。
結論としては、画一的に「〇〇万円あれば大丈夫!」なんて金額が求められるわけがありません…!
老後資金を計算できない理由
一般的に老後資金は、
年間生活費 × 老後の年数
という式で算出できます。
しかし、それぞれの数値は本当に計算できるのでしょうか…?
①年間生活費
年間生活費と老後いくらぐらい必要?
というアンケートを取った調査結果があるそうなのですが…。
夫婦二人の老後の最低日常生活は、
月額平均:221,000円が必要
ということになりました。
また、ゆとりのある老後生活費だったら?という問いの回答は、
月額平均:361,000円が必要
ということでした。
ちなみに、
最低限の生活費も、ゆとりある生活費も分からない。
と答えてる層が、20%もいるっていうのも興味深いですね。
この結果から、
- ゆとりある老後を目指す!
- 年間生活費は、361,000円×12ヶ月!!
- 430万円で計算しよう!!!
というように考えた方。。
この430万円という数字は、ちょっと怪しいです。
なぜなら、予測が難しい生活費の変動ポイントってのが複数あるからです。
- 物価の変動
- 生活スタイルの変化
- 健康状態の変化
- 時の経過による生活環境の変化
などが色々考えられます。
自分達が老後を迎える時に、物価がどのくらいの金額になっているか?
なんて、予測はできても、正解は誰にも分かりません。。
さらにこの「平均430万円」という数字…。
平均ほどアテにならないものはありません。。
自分や自分の家族が必要な金額は、本当に平均値と同じなのか…?
求める生活から逆算すると、平均より高い可能性もあるんじゃあないか…?
…というワケで、平均っていうのはある種の幻と両学長は言います。
平均に合わせにいって計算することに、どれほど意味があるのか…?
これが、年間生活費の計算を非常に難しくしている要因です。
②老後の年数
老後の年数、これは言うまでもなく、年間生活費の推定よりもさらに難易度が高いですよね。。
- 何歳で退職するのか?
- 何歳まで生きるのか?
両方ともかなり予測しづらい…。
1.何歳で退職…?
定年退職の年齢ですが、この40年〜50年の間に、
60歳 → 65歳 → 70歳 → 75歳
と、15年も延びているそうです。
退職直前の年収400万円でその後も働けるとした場合、5年間働くだけで2,000万円も稼げることになります。
そのため、いつまで働くかで老後資金の必要額は、何千万円も違ってくるわけです。
2.何歳まで生きる…?
寿命の予測なんて、さらに最難関。。
FP(ファイナンシャルプランナー)の方に相談すると、
- とりあえず平均寿命で考えて
- あなたが何歳まで生きたいかでイメージして
とかって言われます。
実際に僕も無料の相談会に行った際は、そのように言われましたね…。
「あなたの命は何歳何ヶ月までです!」
なんて誰にも分かるわけ無いですよね。。
平均寿命の件も昨日の記事に書きましたが、日本人の平均寿命はどんどん伸びています…!
ただし、いろいろな情報・データがありますが、確かなことは
人の寿命は誰にもわからない
というのは、確かなことです。
結局、老後資金は…
老後資金を計算するのに必要な、
- 年間生活費
- 老後の年数
は両方とも厳密には分かりません。。
…ということは、
年間生活費 × 老後の年数
で計算される
老後資金
も厳密には分からない!ということです…^^;
しかも、仮に年間生活費 × 老後年数 = 老後資金を計算したとしても、そのうちどれだけのお金が公的年金でカバーできるかも分かりません。
今現在50代以降の人は、現実の年金受給額に近い数字が分かります。
僕の父・母が60代前半ですが、リアルな年金受給額は分かっております。
ですが、40代以下の若い世代の場合は、
- 年金が本当にもらえるのか?
- もらえるとして自分の受給時に、いくら位の金額になるのか?
こんな分からないことだらけなので、老後資金のシミュレーション結果は全然ピンとこない…。
というのは当たり前だと思います。
今の20代・30代・40代の若い世代は、いったいどうやって老後に備えればいいのでしょうか…?
どうやって老後に備えれば良い…?
結論としては、
老後のためじゃなく、今日を良くすることだけに集中しよう!
ということのようですね。
これはこのブログに何度も登場させている、トロピカル~ジュ♡プリキュアの主人公、夏海まなつの名ゼリフ。
「今一番大事だと思うことをやろう!」
※出典:東映アニメーション
とほぼ一緒ですね~♪
やっぱりプリキュアって深いッ!
…すみません、話を戻しますm(_ _)m
老後不安が煽られている今の世の中ですが、20代・30代・40代の若い世代が
考えるのはもう無理だと割り切っちゃいましょう。
なぜなら、ココまでの話で分かる通り、
老後資金は計算できないからです。
「老後」という遠い未来のために、計算できないものを計算しようとして、未来から無理に逆算をするよりも。。
今よりも楽しくて安心な「明日」を迎えるために、今を良くすることだけに全集中しましょう!
まとめ
繰り返しになりますが、老後のためではなく、
今日を良くすることだけに全集中ッ!
大きな方向性(夢・ビジョンなど)は、確かに未来から逆算が必要なこともあります。
しかし、年間生活費や老後の年数など、正確に計算できない要素を若いうちから一生懸命シミュレーションするのは、非常にはコスパが悪く、筋が悪い…!
老後問題はつまるところお金の問題。
- 年金だけで生活費は足りる?
- 旅行などの趣味に十分お金を使える?
- 住宅リフォーム・介護・病気など突然の支出にも対応できる?
というお金の不安ですが、何も老後世代だけに限った不安じゃあないですよね…?
現役世代であっても、
- 子供の養育費はどうしよう?
- 会社をクビになったどうしよう?
- 今病気で働けなくなったらどうしよう?
など、若いうちからも不安要素を挙げだすとキリがありません。
今日は人生で一番若い日です!
って両学長が口癖のように仰りますが、
明日をよくするために
今日行動すること!
これが、今も未来も良くするための秘訣だと思いますッ!
①家計の見直し
- 格安SIMへの変更(3大キャリアはほぼ浪費)
- 保険の見直し(不要な保険は解約)
- 引っ越し(コスパの良い家に…)
②稼ぐスキルを身に付ける
- せどり(ポイントせどりがお手軽)
- プログラミング(Pythonが流行り)
- ブログ(Wordpressがオススメ!)
③お金を働かせてみる
- インデックス投資(つみたてNISA・クレカ投資など)
- 高配当株投資(1株からでもスモールスタートで…!)
などをやってみて、お金にまつわる5つの力を鍛える!ってことです。
最近、僕は本業の立場や、副業の性質上、色んな人のお金の相談に乗る機会が増えてきました。
それで分かってきたのが、
誰かに相談しても、実際に行動するのはホントにごく一部…。
ということ。
ほとんどの人に共通して言えるのは、
「考えても難しそうで分からないから、現状通りでいいや」
という、現状維持バイアスによる、結局は「何もしない」という意思決定。。
考えるより前に、行動すればいいだけなんだけどなぁ〜
と思いつつ、それもまたその人の生き方。。
何か行動が変わる人が、100人中、2〜3人くらいいたら御の字だと思って、今後もやっていきたいと思います!!
人生というRPG…!
マネーリテラシー高めて経験値を貯めて、
「お金にまつわる5つの力」のレベルを上げて、
共に成長して楽しんでいきましょ~♪
それでは、今後も自由(FIRE)への道を歩んでいきます!
ヒーリングッバ〜イ((´^ω^))
両学長の書籍
両学長は、僕と同い年の方なのですが、親近感のある喋り方と、実践に基づくお金の教養力があり、とても尊敬しております!
書籍「お金の大学」は、両学長の各種動画と同じくらい、とてもわかり易くお金の教養が網羅されています。
FIREを目指されている方は必読の1冊!ぜひご覧ください♪
編集後記:あとがき…
職場近くに桜の木がたくさんあるのですが、今日満開を迎えておりました。
夜桜も良き。。
先週末には地元の公園で満開の桜を眺めて、家族で花見をしていました。
なぜか分からないのですが、桜を見ると心が和みます。。
自分の中の何かが反応しているのでしょうか…?
毎年この時期になると、花粉は辛いのですが、桜を楽しみにしてしまうケニーなのでした。
来週は旧友と花見に行くかもしれないので、それもワクワクです♪