こんばんは!ケニーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
この記事の目次
まずは結論…!
長生きリスクに備えるには、終身年金の額を増やすこと!
- どんな種類があるのか?
- どう増やしていくのか?
について解説します!
ここから本題ッ!
今日はブログ投稿1000本ノックの245本目。
いつもおなじみ両学長の動画から、長生きリスクに備える方法を解説します。
最強の対策「終身年金」
- 国民年金
- 厚生年金
- 企業年金
- 配当金
などの終身年金を増やしていくことが、人生100年時代を安心して生き抜く秘訣です!
終身年金が優れている2つの理由
長生きリスク対策には、終身年金が優れている2つの理由について解説します。
①生きている限りずっともらえる
当たり前かもですが、「終身」だけあって、生き続ける限りもらい続けられるのはメリットです。
中心現金だったらね100歳どころが110歳でも120歳までも何歳まで生きたとしても受給できる
まぁ何にせよね日本は皆さんもご存知の通りすでに世界でトップクラスの長寿大国なんですよね
2020年の日本人の平均寿命
- 男性:81.64歳
- 女性:87.74歳
で、いずれも過去最高をずっと更新し続けているようですね。。
65歳まで生きた人のうち…
- 男性の3人に1人が、90歳まで生きる
- 男性の25人に1人が、100歳まで生きる
- 女性の2人に1人が、90歳まで生きる
- 女性の6人に1人が、100歳まで生きる
厚生労働省の資料で出ているようですが、僕たちが生きている時代はそういう時代ってことですね。
だからこそ、老後の経済不安を解消するために、最も有効な手立ては?と知りたくなると思いますが…。
10年〜20年といった有期年金を準備するのではなく、
一生もらい続けられる終身年金を準備する!
っていうのが正解になりそうです。
80歳の時に、この有期年金が切れちゃって、
今後の年金がもう足りない…
お金が足りない…
って気づいても、そこから年金を増やすのは、もうほぼ不可能。
無理ゲーで人生詰んでしまいます。。
②資産取り崩しのストレスがない
終身年金は、資産の取り崩しによるストレスがないこともメリットになります。
「老後2000万円問題」が一時メディアで出まくっており、
実際には「何百万円〜何千万円足りない!」みたいなシミュレーションを見かけます。
- 現状のまま60歳を迎えた場合の年金額をシミュレーション
- 月の生活費をシミュレーション
- 平均寿命までの期間で不足額を計算
こんな手順で算出しますが、具体例としてはこんな感じです。
年金:月20万円
生活費:月25万円
赤字:月5万円
月々5万円の赤字ってことは、年間60万円足りなくなる!
65歳~85歳まで生きるとすると、20年で1,200万円不足する!!
65歳時点で85歳までに、不足する1200万円を何とか準備できたとしても…。
65歳から先は、ただただ資産が減っていくのを見るだけの生活になると、
超ストレス…!
人は築いたものを失うことにストレスを感じる生き物とのこと。。
もし仮に給料が急に減ったら、とてもストレスを感じますよね…?
しかも、いつまで生きるのかわからないのに、じわじわと資産が減っていく。
こういう状況だったら、誰でも不安に感じますよね。。
そして、実際に想定よりも長生きしてしまったら、本当にお金が足りなくなっちゃいます…。
老後2000万円問題に対して、
- いつ死ぬか分からない
- 生活費がいくらかかるかは個人による
ということなので、
老後に向けて2,000万円用意しておけば大丈夫!
なんて画一的に金額が決まるわけはないんです…!
長生きリスクへの対策
終身年金の額:10万円/月だったら、10万円/月以内の生活を。
終身年金の額:20万円/月だったら、20万円/月以内の生活を。
ということで…
終身年金の受給額≧老後の生活費
という状況を作りあげる!
これが唯一無二のポイントです!
どれくらいの終身年金を準備できるかで、生活レベルが決まってきます
老後にいくら必要になるのかは、その人の性格やこれまでの生活水準次第。。
ちなみに、ストック資産や預貯金などは、
- 介護
- 医療
- リフォーム
など一時費用のために取っておいて、基本は取り崩さないことをオススメします…!
長生きが当たり前になればなるほど、終身を前提とした社会制度設計とか保険商品は減っていく傾向にあります。
準備できるんだったら、今のうちにしておきたいところですよね…?
というわけで、
- 生活の基礎を終身年金でまかなえようにする
- ストック資産(預貯金など)には基本手をつけない
これができると安心した老後が暮らせるポイントになります。
それでは、いかにして終身年金を作っていくのか…?
自分年金(終身年金)の作り方5パターン
①国民年金
国民年金は終身年金です。
40年納めれば、満額で年間:約80万円もらえます。
日本国民なら、ほぼ全員が加入していますが、
- 65歳から受給開始したら、約11年生きたら元が取れる
- 優れた保険機能を持っている
- IRR(福利)もプラス
と日本人の平均寿命を考えると、非常に有利な年金です。
ちなみに、厚生年金は損になる模様です…。
IRR(福利)が計算上でマイナスになり、平均寿命まで生きても払い損になる場合が多いそうです。
(会社負担分を加味した場合)
なお、年金に関しては「繰り下げ受給」を選択すれば、最大で42%受給額を増やすことが可能です。
繰り下げ受給は、
65歳からもらい出す年金を、70歳まで受け取りません!
そういう選択をすることです。
ちなみに2022年4月からは、繰り下げ受給をさらに75歳まで遅らせることが可能になります。
詳しくは以下の記事でも解説させていただきました。
②厚生年金
厚生年金も終身年金です。
厚生年金の受給額は、次の3つの要素で概算を出せます!
- 加入期間
- 加入期間における平均年収
- 0.005481という数字
例えば…
40年働いて、その期間の平均年収が500万円だった会社員の場合。
40年 × 500万円 × 0.005481
で、年間約110万円になります。
一般的なサラリーマンとか会社員の場合、終身年金の額(国民年金+厚生年金)はこんなイメージです。
国民年金:80万円
厚生年金:110万円
合計:年間190万円
月にすると16万円弱ぐらいですが、これをもし70歳まで繰り下げ受給したら。。
16万円 × 142% = 22.7万円まで受給額が増えるんです。
ちなみに、自営業の人は国民年金のみとなります。
③企業年金
大企業の場合、従業員のために企業側が自前で年金制度を設けてくれているところがあります。
最近は、大企業の業績停滞に伴い、減少気味なこの制度…。
それでも、昔ながらの大企業がまだまだ有期年金だけでなく、終身年金も用意してたりします。
なので、きっちり定年まで勤め上げると、結構バカにならない金額になるんですよ。
月額3万円でも、終身年金は非常に価値が高いです。
年額:36万円を株の配当金とかで用意しようとすると、
元本1,000万円以上必要になりますので…。
例えば…
ちなみに僕の父は、某一部上場のスーパーマーケットで、高卒で42年間勤め上げましたが、
企業年金額は、月:5万円
のようでした。
④国民年金基金
こちらは自営業・フリーランスの方のみの制度で、終身年金にできます。
①の国民年金と名前が似てますが、全く別物です…!
自営業・フリーランスは、会社員とか公務員と比べると、年金額がちょっと手薄になりがち。。
国民年金基金は、その差を埋めるために作られた制度です。
ちなみにこの国民年金基金は、受給額をあらかじめシミュレーションできるという特徴があります。
例えば…
30年かけて総額1000万円の掛け金(月:約3万円)
毎年70万円ほどを受け取れる
と言う感じで、この場合14年以上生きると元が取れる、という計算になります。
79歳より手前で死んじゃったら損ですが、
100歳まで生きたら1,500万円以上お得になります!
しかも国民年金基金は、公式ホームページでシミュレーションが可能!
国民年金よりは不利な終身年金ですが、民間の個人年金保険よりははるかに有利な感じの制度です。
⑤高配当株の配当金
国内外の高配当株などを積み立てて、オリジナルの自分年金をつくる方法もあります。
デメリット
- 元本割れリスク
- 減配リスク
- 為替リスク
ハイリスクなやり方ですが、うまくいけばリターンも大きいとのこと…。
メリット
- インフレに強い
- 増配による配当金↑
- 元本自体にも成長余地あり
株式などのリスク資産は、圧倒的に金融危機には弱いのは宿命…。
最近でいうと、コロナショック・岸田ショック・ウクライナVSロシアの戦争など。
しかし、銘柄選びを間違えなければ、暴落相場が来ても配当金の水準は、株価ほど大きく減らないようです。
高配当株でつくる具体的な自分年金プランをどうやったら作ったらいいか…?
同じく両学長の別動画で解説されていたので、ご参考ください!
その他:民間の個人年金保険
民間の保険会社が販売している、民間の個人年金保険にも終身年金があります。
例えば…
35年かけて総額650万円の掛け金
平均寿命まで生きて、約570万円ほどを受け取れる
…え?金額減っとるがな!という謎の商品です。
まぁ100歳まで生きたら400万円くらいは得しますが、はっきり言って不要!
と両学長は断言されていました…^^;
よく我が社の社長にも聞きますが、昔は個人年金保険で節税効果が高く、一部の外貨建て保険の中には検討の余地がある年金保険があったようです。
しかし今は全然ダメ、ということで民間の年金保険は優先度がかなり低いどころか、要らないようです。。
僕は1件のみ知り合いの保険営業マンから、養老保険の終身を購入したのですが、今年で凍結予定です。。
まとめ
終身年金を増やすことが、
人生100年時代を生き抜くカギになります!
今まで解説してきたとおり、終身年金の増やし方は、以下の5つ!
- 国民年金
- 厚生年金
- 企業年金
- 国民年金基金
- 高配当株の配当金
ちなみに、iDeCoで老後資金を準備できてる方は、
- 国民年金(+厚生年金)を繰り下げ受給する
- 繰り下げている期間をiDeCoで乗り切る
というのが非常に合理的…!
僕もこのプランを目指したいと思いますッ!!
高配当株によるじぶん年金も、リスクはありますが、非常に魅力的ですね…!
それ以外にも、不動産投資・再検討しもあり、それぞれ一長一短ですが、老後に向けて自分がどんな投資手法が合っているのか?
実践しながら、自分にとって一番良いポートフォリオを組んで老後に備えます!
人生というRPG…!
マネーリテラシー高めて経験値を貯めて、
「お金にまつわる5つの力」のレベルを上げて、
共に成長して楽しんでいきましょ~♪
それでは、今後も自由(FIRE)への道を歩んでいきます!
めちゃハグお元気で!(^_-)-☆
両学長の書籍
両学長は、僕と同い年の方なのですが、親近感のある喋り方と、実践に基づくお金の教養力があり、とても尊敬しております!
書籍「お金の大学」は、両学長の各種動画と同じくらい、とてもわかり易くお金の教養が網羅されています。
FIREを目指されている方は必読の1冊!ぜひご覧ください♪
編集後記:あとがき…
昨日・今日と、会社のスタッフ達と「査定面談」なるものを行いました。
大企業や大手の中小企業などでは、当たり前の面談かもしれませんが、我が社では初の試み。。
3年くらい前から、社長へ必要性を訴え続けて、ようやく実現しました…(石の上にも三年…)
いざやってみると、個人個人の給与・賞与に対する評価制度の理解度や受け取り方が千差万別。。
こういった大事な話は、やはり査定のタイミングで個別フォローする必要がありますね…。
また、副業をやっている後輩には、自分の副業経験をもとに
- 会社のサラリー
- 事業所得
の解説をしてみました。
ブログを書いているからか、ある程度は体系的に伝えることができ、面談前よりも納得感は高まってくれた模様です。
こういう取り組みを今後も続けていき、お互いに成長していきたい!と改めて感じました。