こんばんは!ケニーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
昨晩、誕生日ですき焼きを満喫したのですが、やや夜ふかしをしてしまい。。
今日は倫理法人会のモーニングセミナーで4時起きだったので、3時間ちょっとしか寝れませんでした…。
とても眠い…。
夜はTACの経済学講義があるのですが、睡魔との戦いになりそうです。。
どんな時でも自分のルーティンを崩さずに生活するのって、簡単なようでとても難しいことを痛感しております…^^;
今日以降はまた、早寝・早起きの朝起き習慣に戻します!
そんな今日は、ブログ投稿1000本ノックの187本目。
両学長の動画で「年収1,000万円に到達しても、幸福感が上がらない理由」について解説します。
この記事の目次
年収1000万円でも幸福度が上がらない3つの理由
昨年、不動産売却のラッキーカードを引き、一時的に年収が1,000万円を突破したケニーなのです。
しかし、この動画の質問者の方の仰るとおり、昨年までと比べて、年収が1,000万円になったことによる幸福度↑はありませんでした。
むしろ、一度年収1,000万円を達成したもんだから、2022年もそれを下回ることなく、さらに上げていきたい…!
という強迫観念に近い欲望というか…、なんとなく負の感情が生まれちゃっている気がします…。
たくさん年収を伸ばしても、なかなか生活が楽にならない幸せになれない。。
そんな時によく言われる原因は3つあります。
①税負担が重くなる
日本ではサラリーマンは稼げば稼ぐほど、税負担が重くなるというのは過去動画でも配信されているようです。
ざっくり言いますと、
- 年収400万円→手取り約320万円
- 年収1000万円→手取り約740万円
年収の差は400万円と1,000万円の人で600万円もあるのに、手取りになると差は420万円と、大幅に縮まります。。
なぜかと言うと、年収が高くなると、税金とか社会保険料の負担額が多くなり、生活が思ったよりも楽にならないということなんです。。
そのため、副業や共働きで収入を分散したり、法人化して節税対策を行ったりする必要があるかと思います!
②効用が上がらなくなる
このグラフを見てください。
※画像は動画より引用
年収が伸びれば伸びるほど「効用」、つまり幸福度の伸びが緩やかになっているんです。
これは中小企業診断士:経済学的に言うと、「限界効用逓減の法則」ということになります。
最初は効用が高いのですが、回を追うごとに効用がどんどん下がっていき、最後の方はほとんど効用がありません。
例として、お酒を飲まれる人なら「あ~」となるかもしれませんが、
1杯目のビールが一番旨い!
だがしかし、2杯目、3杯目…とだんだんと旨味も低下していき、出来上がってくると惰性で飲むようになりがち。。
年収でもこれと同じ現象が起きます。
例えば、年収が100万円→300万円に上がると、幸福度は爆上がりします!
しかし、年収800万円→1000万円に増えても、幸福度は大して上がらない…。
そういった結果になります。
冒頭にも書きましたが、何を隠そう僕自身がそうだったので間違えありません。。
年収を追い求めるよりも、充足していない他のコトで満たされたほうが、幸福度は上がりそうな気がしませんか…?
③地位財と非地位財の罠
地位財と非地位財って初めて聞いたけど何…?
っていう方も多いかと思います。
地位財
まずは「地位財」から。
こんな2つの世界を想像してください。
Aの世界
- 自分は年収800万円
- 他のみんなは年収が1000万円
Bの世界
- 自分は年収600万円
- 他のみんなは年収300万円
どちらの方が幸福度が高そうですかね…?
Aの世界では、自分は年収800万円だけど、他のみんなは年収1000万円だから、周りとの比較で言えばあなたは「低所得者」です。
例えば、今の勤め先の会社で、周りはみんな年収1000万円なのに、自分一人だけ800万円という感じ。。
かたやBの世界では、自分の年収600万円で、Aの世界の年収800万よりは少ない。
しかし、Bの世界の他のみんなは年収300万円。
そのため、自分自身は
他の人よりも2倍の収入があることになります。
Bの世界の中では勝ち組です。
数字の絶対額で見れば、Aの方が多いんですが、
実際にはBの世界のほうが幸せって感じる人は少なくないそうです。
なぜかと言うと、「年収の価値」は他者との比較によって決まる、
相対的価値な側面があるからです。
こういった他人よりも多いこととに意味・価値がある資産のことを「地位財」といいます。
地位財の例
- 年収
- 車
- 家
- 社会的地位 など…
非地位財
続いて「非地位財」ですが、再び2つの世界で想像してみてください。
Aの世界
- 自分の休暇は1年に4週間
- 他のみんなの休暇は1年に6週間
Bの世界
- 自分の休暇は1年に2週間
- 他のみんなの休暇は1年に1週間
今回はどちらの方が幸福度が高そうでしょうか…?
この場合は先ほどの質問とは打って変わって、
Aの世界のほうが幸せだっていう人が増えるそうです。
Aの自分は4週間しか休暇がなく、他のみんなが6週間と自分は他と比べると劣っているわけです。
Bの自分は2週間の休暇がありますが、他の人は1週間しかない。
しかし、休暇の場合は他者がどうこうとかではなく、実際に休暇日数の多い、Aの自分のほうが選ばれやすい。
絶対的価値で判断される場合が多そうです。
非地位財の例
- 健康
- 自由
- 愛情 など…
年収1000万円でも幸福を感じられない理由
それはズバリ、
「地位財の競争」にハマってしまうから!
年収1000万円の人の周りには、年収1000万円ぐらいの人がたくさんいることが多いです。
同じ会社の同僚とか上司、居住地のご近所さんなど、生活水準が似た人が集まると、年収1000万円が普通になっちゃうんです。
それどころかむしろ周りに合わせて、
- 子供をいい学校に通わせる
- いいクルマに乗る
- いい家具を揃える
- いい服や時計を身につける
と、こういうことをしていないと、貧乏扱いにすらされてしまう。。
個人的にはめっちゃ嫌ですね~、こんな世界…。
キリがないし、そんなことに追われる人生、楽しくないと感じてしまいます。。
僕自身の結論…
そのため、僕自身としましては、地位財の競争はそこそこに。。
非地位財にフォーカスしていきたいと考えています!
ちなみに、今日の倫理法人会モーニングセミナーで、TOMAコンサルタンツグループの藤間秋男さんが講話されました。
その講話の中で「人生で大切にする優先順位」ついてお話されていました。
自分>配偶者>家族>会社>団体>地域
と、こういう順番で大切にするのが純粋倫理の基底とのことでした。
両学長もおっしゃってましたが、
- しっかり休暇を取る
- 健康のための活動をする
- 家族・友人との愛情を育くむ
- 自分らしく自由に生きる
こういったコトなくして、幸福感は高まっていかないことを、最近は特に実感しております。
やはり昨日決意したとおり、
心を磨き、己を高めることに集中していきたいと思います!
そして、モノにいくらお金を使っても、本当の意味で幸せにはなれない。
お金を使うなら、
自分>配偶者>家族>会社>団体>地域
の優先順位の通り、
自分自身や自分の大切な人達へ使っていきたい。
そう思いました。
※これぞ「お金を使う力」ですね…!
人生というRPG…!
マネーリテラシー高めて経験値を貯めて、
「お金にまつわる5つの力」のレベルを上げて、
共に成長して楽しんでいきましょ~♪
それでは、今後も自由(FIRE)への道を歩んでいきます!
ごきげんよう〜(^^)v
▼両学長の書籍▼
両学長は、僕と同い年の方なのですが、親近感のある喋り方と、実践に基づくお金の教養力があり、とても尊敬しております!
書籍「お金の大学」は、両学長の各種動画と同じくらい、とてもわかり易くお金の教養が網羅されています。
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