こんばんは。
いよいよ明後日に中小企業診断士の試験が迫っており、ピリピリし始めた男、ケニーです。
そんな時ですが、先程まで公認会計士の先輩に不動産・相続の相談に行ってました。
不動産投資も相続の問題も、何でもそうだと思いますが、「経験に勝るものなし」ということを改めて実感しました。
先輩ありがとう…!
そんな今日は、ブログ投稿1000本ノックの28本目。
今日はかの有名なホリエモンのYoutubeで、「個人事業」→「法人」のタイミングについての話があったので、書き残しておきます。
動画の内容を要約すると、以下のような感じでした。
この記事の目次
個人事業主の青色申告は65万円の特別控除あり
個人事業主でも「青色申告」か「白色申告」かで、控除額が大きく異なります。
白色申告
簡易的な方法で簿記して、その帳簿に基づき収支内訳書を作成する。
その後、所得税と法人税を計算して申告する方法です。
ちなみに、白色申告には特別控除がありません。
また、白色申告だと収支計算がザックリなので、経費にできる範囲も、青色申告よりはとても狭い。
青色申告
正規な簿記(コチラが一般的)か、簡易な簿記に基づいて帳簿を記載。
その記帳から所得税と法人税を計算して申告する。
青色申告特別控除にも、10万円・55万円・65万円の3種類があり、簿記の方法などによって控除額が異なります。
※複式簿記をPCなどで作成し、e-TAXで申告すれば、基本的に65万円の控除が受けられます(2022年1月現在)
株式会社の節税対策は青色申告の個人事業主と変わらない?
株式会社を設立した時と、個人事業主の時の「青色申告」は、実質的には変わりません!
「節税対策のために株式会社を作る」というのはよくある話ですが、ホリエモン曰く「資本金が1億円以下なら大差なし」とのことでした。
その理由は「外形標準課税」という制度のため。
外形標準課税
資本金1億円超の法人を対象とした法人事業税の課税制度のこと。
法人事業税のうちの2分の1相当を所得基準による課税ではなく、外形基準による課税にする。
個人が法人化し所得税→法人税は大差なし?
グレーゾーンなので明言はできないが、相続には差が出てくるかもしれません。
自分が死んだ時、離婚したときなどの「財産分与」について、割としやすくなる模様です。
なぜなら、株式は分割することができるので、それぞれの相続人に均等に割り振ることもできるため。
(その後のゴタゴタが起きている話もよく聞きますが…)
しかし、個人事業主の場合、事業を分割するのはとても難しいので、より揉める原因になりがち。。
また、上場していると相続税が払いやすくなるのもメリットのようです。
年収3,000万円が分かれ目?
年収3,000万円に到達すると、個人の所得税率よりも、法人の法人税率の方が有利になるようです!
そのため、節税を考えるなら、そこを目安にするのもアリかもしれません。。
株式会社は有限責任
法人の「有限責任」というのは大きなメリットです!
例えば、銀行から融資を受けて、事業に失敗してしまい、借金を返すアテがなくなった。
という場合、法人でしたら連帯保証をしていなければ、個人には責任追求は行くことはありません。
逆に個人事業主の場合は、全て個人へ責任追求が行きますので、最悪全財産を失ってしまう可能性があります。
一部仕事が受けやすくなる?
例えば、役所の仕事を受ける時「法人じゃないとダメ」と書いてあることもあるが、根拠はないとのこと。
僕も、法人の方が個人よりも、社会的信用は高くなると思いますが、絶対ではないという体感値です。
あとは、個人事業主はインボイス制度未登録の場合、BtoBのビジネスで仕事を受けづらくなる可能性もありそうです…。
複数人で事業をやる時には法人化が便利!
複数人というのは、経営者が複数人。
という意味だけではなく、社員や外注のスタッフなども含めて「複数人」という意味。
人を集める際にも、個人事業主よりも株式会社の方が、世間的な認知度からいっても集めやすくなる傾向はありそうです。
投資家からお金を集めやすい仕組み
個人事業主だと、銀行融資が受けられる額も法人と比べると、相対的に低くなりがち。
且つ、融資が受けられない場合に、投資家から出資を引いてくる際にも、法人(株式会社)の方が「株」を使って出資してもらう手続きがやりやすくなります。
上場すると、更にステップアップして、銀行並みにお金が集めやすくなるとのこと!
また、会社が大きくなって企業の売買が発生するときにも、株式会社のほうが圧倒的にやりやすく、投資家のメリットが大きくなります。
法人化は会社を大きくしていく意思がなければ意味がない?
株式会社は、事業を伸ばしていきたい人たち向けの仕組み!
前述しましたが、
お金を集めて事業を大きくしていく意思がなければ、法人化する必要はない!
とホリエモンは断言されていました。
ちなみに、私も個人事業主として副業を行っております。
動画を観て感じたのは、個人事業主から法人にするのは
「事業の規模を大きくして、○○を成し遂げたいから法人化する」という考え方があるべき姿なのかな…?
という感想でした。
結構、僕の周りでは「法人化したほうが節税しやすい」という意見も多いため、どちらが正しいのか?
結局のところは、「実際に自分でやってみないとわからないだろうな〜」と思います。
まずやる!やって直す!!
適正なリスクを取りつつ、トライし続けていきます♪
それでは、ちゃお〜(^^)/~
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