こんばんは!ケニーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
この記事の目次
まずは結論…!
コロナバブルの終焉と、なんと言っても、ウクライナ情勢の緊迫…。
それに伴い、投資市場も荒れに荒れておりますが、
僕自身は淡々と長期投資を貫くことを決めました!
ここから本題ッ!
今日はブログ投稿1000本ノックの228本目。
毎月1回「リベラルアーツ大学 両学長」が配信されている、投資関連のニュースをご紹介します!
日本株の投資トピックス
①株価指数の推移
- 日経平均株価:26,520円(前月比:▲2,774)
- TOPIX:1,887pt(前月比:▲143)
- J-REIT指数:18,777pt(前月比:▲203)
- マザーズ指数:7,126pt(前月比:▲250)
年明け以降、なお下がり続いている各指標。
※画像は動画より引用
なぜこんなに株価が下落しているかというと、以下の通りです。
- 新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染再拡大
- 世界各国でのインフレ進行・金融引き締め
- ウクライナ情勢
※日本ではさらに「岸田政権」という、個別のネガティブ要因あり
日本の株式市場は今どんな状況なのか?
厳密な定義があるわけではありませんが、
過去52週間の高値から、
- 終値が、10%下落すれば、調整局面入り
- 終値が、20%下落すれば、弱気相場入り
とされているようです。
調整局面って何?
値上がりが続いた後の下落局面のことのようです。
- 一時的な下落なのか(すぐに反発して、また再度株価が上昇していくのか)
- 中長期的な下落トレンドへの転換なのか(弱気相場入りするのか)
どちらに行くか、
見極めが必要な重要局面
ということのようです…!
ちなみに、日経平均の高値は、2021年9月14日につけた30,790円です。
2022年2月末の終値は、ここから約13.9%下落しています。
2022年1月の時点で、すでに10%以上の下落を記録していました。
「本格的に調整局面入りしている」と見るべき。
コロナバブルもう終わってます。
と両学長は断言されていました…。
②その他指数の推移
1.GDP
国内総生産(Gross Domestic Product)とは、内閣府から発表されるものです。
国内で生産されたモノやサービスの総額で、経済の規模をあらわすモノサシとなっております。
GDPの伸び率が経済成長率に値します。
速報値・改定値の順に報告されますが、最初に発表される速報値が注目されます。
※Yahooファイナンスより引用
2021年10月〜12月期のGDPが発表されました。
- 年率換算で5.4%↑とプラス成長を確保
- コロナ前の水準にはギリギリ届かず
コロナ前のGDPを100とすると、
- 欧米はすでに回復済み
- 日本だけ100にギリギリ届かず
という結果のようです。
- 経済を優先すべきか?
- それとも感染抑制を優先すべきか?
という、もどかしい状況が続いております…。
2.景気動向指数(先行指数)
景気先行指数とは、内閣府が発表する景気動向指数の一部です。
景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動の動きや、重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合した経済指標です。
数値の上昇は、景気向上と判断され円が買われやすくなります。
※Yahooファイナンスより引用
12月の数値は104.8となりました。
※画像は動画より引用
なお、景気動向指数をみる上で大切なのは、
- この数ヶ月プラストレンド?マイナストレンド?
- プラス幅またはマイナス幅はどれくらいか
の2つです。
ちなみにここ1年の推移を見てみると、2021年5月を境に下げトレンドに入りました。
持ち直し始めていますが、勢いは鈍くなっているようです。
いろいろな指標を眺めてみると、先月同様ですが、
- 在庫が減っている ※モノが売れる=在庫が減っていく=好景気
- 機械の受注が増えている ※企業は先行きが明るくないと、設備投資をして機械を買わない
- 新規求人数は増えている ※企業は先行きが明るくないと、人を採用しない
- 中小企業の売り上げ見通しは悪くない ※景気の影響を受けやすい中小企業の売り上げ見通しが良いことは、プラス要因
ということで、全体的に起業の経営環境は、悪い雰囲気ではなさそうです。
実際に上場企業の業績は過去最高。
日経新聞によると、上場企業の2021年4月から12月期は、
純利益の合計が前年同期比:58%↑
32兆921億円で過去最高
だったそうです…!
好調だったのは、
- 自動車・部品
- 商社
- 海運
などで、増益または黒字転換の企業の割合は、60%超。
ここ数年では一番高い水準です。
ただし、懸念点が2つ。
- 業績の回復・上昇ペースは鈍化してきている
- ウクライナ情勢
要するに、
- 今後、企業の業績が悪くなる可能性が高まっている
- 配当性向に余裕がない高配当株を、迂闊に買い増していいフェーズではない
ということのようです。
配当性向って何?
どれだけ余裕を持って配当金を出しているか?というのを表す指標。
1株あたり配当金÷1株あたり純利益で計算。
配当性向が、60%〜70%だと結構高めで、無理して配当金を出していないか注意が必要。
30%ぐらいだと比較的安心。
という目安とのことでした。
消費者物価指数
次に2022年2月18日発表の消費者物価指数。
※画像は動画より引用
こちらは、前年同月比プラス0.5%。
- 欧米に比べるとまだまだ低い
- 日本の場合プラスになっているだけで驚き
- インフレ率は今最も重要視されている指標の一つ
- 継続的にチェックが必須!
とのことでした。
失業率(遅行指数)と 求人数(先行指数)
最後に、雇用関係(失業率・求人数)の指標です。
3月4日の数値はまだ非公表のようですが、
- 完全失業率は2.7%
- 有効求人倍率は1.15倍
というのが予想ベースの数値のようです。
- 数値的にはまだまだ改善の余地あり
- 先進国のなかで、日本だけが利上げしないのは納得の状況
ということでした。
③2022年2月のトピックス
ウクライナ情勢
なんと言ってもコレ!という感じですが、外国株のパートと重複するため、割愛します。
外国株の投資トピックス
①株価指数の推移
G7主要先進7カ国の主な株価指数の年初来はこの通り、みんなマイナス…。
※画像は動画より引用
- S&P TSX(カナダ):▲0.52%
- FTSE100(イギリス):▲0.62%
- CAC40種(フランス):▲7.74%
- FTSE MIB(イタリア):▲8.35%
- S&P500(アメリカ):▲8.81%
- DAX30(ドイツ):▲9.74%
- TOPIX(日本):▲7.06%
ざっくり現状を挙げると、
- 現時点ではカナダとイギリスが優勢
- 最強のはずのアメリカはだいぶ出遅れ
- アメリカは日本株と同様、調整局面入りも意識されている
- 新興国株のロシア株がひどいことになっている
というこんな相場で、投資家の間では色んな意見が飛び交っているようですが、
- 米国に集中投資するのか
- 先進国に分散投資するのか
- 新興国に分散投資するのか
- 全世界株に分散投資するのか
今は、一方向の分かりやすい相場ではなく、
どう動くかわからない混沌とした相場
になっている模様です。
それだけに、
どのスタイルが自分にとって心地よいものなのか?
投資家としての経験値は、こういう時にこそ上がるもの…!
ということなので、僕自信も今後の投資スタイルをより確立させたいと思いました。
両学長個人のご意見
今現在は、投資家のスタイルによって以下に分類される。
- 荒れた相場でのトレードが得意な上級者:積極的にリスクを取りに行く
- 何がどうなろうとひたすらコツコツ積み立ての長期投資派:今まで通り
- 今まで通り投資を始めたばかりでいろんなニュースで不安になっている人:心地いいところまでリスクを下げる・キャッシュの割合を増やす
僕個人的には、2.コツコツ積み立てが、心地良さそうかな〜…^^;
すでに「誰でも簡単に資産を増やせる」フェーズではありません。
- 投機目線で攻めるのか?
- 投資目線で攻めるのか?
- 投資目線で守るのか?
自らの投資経験や投資スタイルに応じて慎重に判断したいところですね…!
②ゴールド・債券ファンド等の値動き
ゴールド
ゴールドは急騰しています。
ゴールドETFのSPDRの値動きはこちら。
※画像は動画より引用
先進国株が年初来で軒並みマイナスになっている中、
年初来+5.97%と堅調です。
年初来のリターンは
- S&P500に集中投資していた場合:▲8.81%
- 投資していなかった場合(現金のみ)の場合:±0
- ゴールドに投資していた場合:+5.97%
これが長期投資の難しさということですが、個人的には、結果論かな?とも思います。
なお、円建てのゴールド価格(赤線グラフ)は史上最高値を更新しました。
しかし、ドル建てのゴールド価格(青線グラフ)は、2020年8月の史上最高値をまだ更新していません。
ゴールド価格の動向は、引き続き要注目です。
債券
債権は、投資額に対して2%〜5%ほどのインカム利息が欲しければ、米国債券が有望な投資候補になります。
というわけで、米国の債券ファンドを3つチェックしていきます。
- AGG ローリスクローリターンな債券、格付け高く利回り低い
- LQD ミドルリスクミドルリターンな債券、格付け普通で利回りも普通
- HYG ハイリスクハイリターンな債券、格付け低く利回りが高い
AGG
米国総合債券に投資する「AGG」というファンドのチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
年初来:▲2.59%、分配金利回り:1.82%ほどで、投資対象の約7割は格付けがAAA(トリプルA)の債権です。
債券価格は金利が上昇すると下がります。
現在の長期金利は1.82%前後ですが、市場関係者は長期金利が2%の水準に上昇することを予想しているそうです。
LQD
米国優良社債に投資する「LQD」というファンドのチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
年初来:▲4.81%、分配金利回り:2.46%ほどで、投資対象の約8割は格付けが、BBB(トリプルB)〜 Aの債券です。
ギャンブル性の低い「投資適格」な債券であるものの、「AGG」 よりは安全性が低いです。
こちらも金利の上昇が見込まれるフェーズでは、積極的には買いにくいです。
HYG
最後の「HYG」のチャートはこちらです。
※画像は動画より引用
「HYG」はハイリスクな債券ファンドです。
年初来:▲3.79%、分配金利回り:4.18%ほどで、投資対象のほぼすべてが格付けCCC(トリプルC)〜 BB(ダブルB)の債券です。
ギャンブル性が高く投資不適格と呼ばれる債券で、
- ジャンク債
- ゴミ債権
- ハイイールド債
という呼ばれ方をします。
リスクが高い分、長期的なトータルリターンは大きい傾向にあります。
3つとも年初来でマイナスリターンであり、株式と似たような動きになってしまっているようです。
③インカム系ETFの値動き
キャピタルゲイン(売却益)も、インカムゲイン(分配金・配当益)も両方狙える、ポテンシャルのあるファンド等です。
- HDV:iShares Core High Dividend ETF
- VYM:Vanguard High Dividend Yield ETF
- SPYD:SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF
上記ETFの直近1年のチャートはこの通りです。
※画像は動画より引用
分配金を無視して価格だけ見ると
- HDV +1.92%
- SPYD +0.85%
- VYM ▲2.45%
という順位になりました。
現在の分配金利回りは、
- SPYD:約3.6%(過去平均 約4.1%)
- VYM:約2.8%(過去平均 約3.1%)
- HDV:約3.4%(過去平均 約3.4%)
という感じです。
- 低すぎる!っていうほどではない
- しかし、特に旨味を感じる水準ではない…
- 買い場が来たら、声を大にして叫びたいところ
- しかし、なかなかいいタイミングがこない…
ということのようですね。。
④2022年2月のトピックス(ウクライナ情勢)
今月のトピックスはこちらに尽きるッ!
といっても過言ではない、重大ニュースなんじゃあないか…?
…なのですが、ほんの1日で「情報が古くなる」というような状況とのこと。。
本記事執筆時点で、すでに3月も1週間が経っているため、このパートは割愛させていただきますッ…!!
まとめ
両学長的にはリスクを取りに行く!
つまり、
タイミングを見て、
買うべき株を買う!
という目線とのこと。
しかし、投資経験年数の短い家族や友人に対しては、
リスク資産の比率を見直した方がいい。
とアドバイスされるそうです。
なぜなら、
投資を長く続けることが最優先!
だから。
繰り返しになりますが、たった1日で情報は古くなる。
そんな状況です。
- 株高になりうる理由
- 株安になりうる理由
どちらも1日の間に目まぐるしくアップデートされ続けてます。
自分の財産を守り増やしていけるのは自分だけ。
情報感度を高めて、しっかりと対応していきたいところですね…!
人生というRPG…!
マネーリテラシー高めて経験値を貯めて、
「お金にまつわる5つの力」のレベルを上げて、
共に成長して楽しんでいきましょ~♪
それでは、今後も自由(FIRE)への道を歩んでいきます!
笑顔でウルトラハッピー(´∀`∩)↑
両学長の書籍
両学長は、僕と同い年の方なのですが、親近感のある喋り方と、実践に基づくお金の教養力があり、とても尊敬しております!
書籍「お金の大学」は、両学長の各種動画と同じくらい、とてもわかり易くお金の教養が網羅されています。
FIREを目指されている方は必読の1冊!ぜひご覧ください♪
編集後記:あとがき…
先日、息子の希望で、静岡県沼津市にある、沼津港深海水族館に行きました!
その際にせっかくなので、干物などのお土産を見て回り…
港の近くの食堂で、朝から美味しい魚料理をいただき…
昼過ぎには沼津湾と富士山を一望しながらブログを書き…
控えめに言って、最高の一日が過ごせました〜♪
ちなみに自宅に帰ってから、1002日ぶりのプレモル🍺をいただく予定が、思わぬ渋滞に巻き込まれ次クリに…^^;
まだしばらく断酒生活が続きそうです。。